About公園について
エリアマップオホーツク流氷公園の概要
紋別市の中心から車で約15分、オホーツク紋別空港の国道を境いとする海側に位置し、オホ ーツク流氷公園のテーマは、「流氷を望み 潮騒が聞こえる 大いなる風景 緑豊かな手作り公園」とし、 「楽しみの場所 にぎわいと参加の場所 のんびりする場所 ながめる場所」と A からDの 4ブロックに分け、 それぞれ整備されております。
- 整備目的
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・北海道は、近年における余暇時間の増大、レクリエーション需要の多様化、緑のふれあいに対応すべく、「緑のマスタープラン(S63年策定、H11年6月変更)」を策定。(現在の北海道広域緑地計画:H13年2月策定)
・全道で、12番目、北海道施工で11番目、オホーツク圏で2番目の道立の広域公園 - 対象区域
- 紋別市、上湧別町、湧別町、佐呂間町、遠軽町、(生田原町)、(丸瀬布町)、(白滝町)、滝上町、興部町、雄武町、西興部村(1市7町1村)
- 都市計画
決定 - H13年 6月 8日 北海道告示第1042号
- 事業認可
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北海道 H14年 5月 2日 国土交通省告示第77号
紋別市 H16年 4月 9日 公下10557号 - 事業期間
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北海道 H14年 5月 2日~H23年 3月31日
紋別市 H16年 4月 9日~H23年 3月31日 - 開園
年月日 -
H21年11月15日あおぞら交流館開館等、一部供用開始
H22年5月1日ピクニック広場
H22年8月7日海と大地の遊び場
H23年7月9日オホーツクラベンダー畑
H25年7月28日丘のサロン、まきばのパークゴルフ場
H26年7月16日海のサロン等開園をもって全面供用開始 - 都市公園種別
- 広域公園
- 位 置
- 紋別市元紋別及び小向
- 面 積
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都市計画決定区域
63.2ha(北海道59.3ha、紋別市3.9ha)
事業認可区域
北海道:59.3ha 紋別市:3.9ha - 事業主体
- 北海道、紋別市
- コンセプト
- 「試みて進化する広域公園~~~流氷を望み 潮騒が聞こえる大いなる風景緑豊かな手づくり公園」
- 目 標
- 「みんなでつくり、まもり、そだて、みんなが愛着をもてる公園」を目指す
- 主要な
施設 -
・北海道整備エリア
Aブロック:やすらぎ体験農園(ガーデニング)
Bブロック:あおぞら交流館(公園管理棟)、ものづくりハウス、どんぐりハウスキッチンハウス、ピクニック広場、海と大地の遊び場、どんぐりの森
C-1ブロック:まきばの広場、野草広場
C-2ブロック:丘のサロン(トイレ・休憩室)、はらっぱの丘
Dブロック:海のサロン(トイレ・展望室)、オホーツク草原、海辺の植物広場
・紋別市整備エリア
Aブロック:花のサロン(トイレ・休憩室)、オホーツクラベンダー畑
北海道の都市公園
オホーツク流氷公園ロゴマークの解説
ロゴマークは5つのパーツから成り立っています。赤は希望(太陽)、オレンジはコミュニケーション(クリオネ)、水色は空(鳥)、黄色は大地(キタキツネ)、紺色は海(流氷)を抽象化しています。5つのパーツはパズルのように組み合わされ、オホーツク/Okhotskの頭文字「O」や環オホーツク圏の海とも重ね合わせて公園の多面性やスケール感を表現しています。
整備目標
1.新しい公園像をつくる
- 利用性
- 「利用者がのんびり過ごせる公園」だれもがのんびり時を過ごせる、ぼんやり海を眺められる場 を提供します。
- つくり方
- 「みんなで創り・守り・育てる住民参加型公園」設計から維持管理の段階まで、住民参加型の公園として 取り組んでいきます。
- デザイン
- 「公園のあるべき姿を問い直す環境共生型公園」 自生する植物の復元、資源のリサイクル、自然エネルギー の活用など、環境共生型の公園を目指します。
- 環境・風土
- 「地域を楽しみながら学べる公園」自然環境の保全と調和、緑の創出や環境学習など、体験 と遊びを通して地域を学ぶ場をつくります。
2.場所の特性を生かした公園をつくる
- 広域性
- 「地域が誇る風景を楽しめる公園」 オホーツク海の雄大な景観を公園づくりに活かし、地域が、 誇る風景を楽しむ公園を目指します。
- 景観
- 「なつかしさやほっとする空間がある公園」 地域の歴史を活かしながら、なつかしさとともに心に残る風 景づくりを目指します。
- 場所性
- 「立地の特性を活かした拠点公園」細長い敷地形状と自然環境を活かしながら、一年を通して 利用できる場をつくります。
住民参加の取り組み
オホーツク流氷公園では、設計の段階から計画づくりに住民が参加しています。計画地を歩きながら敷地の良さを再発見するワークショップを開催するなど、地域密着型の公園づくりを行っています。
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計画地をみんなで歩きながら、植物などを観察。先生役は住民ボランティア。
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もんべつ流氷まつりにワークショップチームが滑り台づくりで参加。公園をPRしようと盛り上りました。
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住民の自主企画となった星空観察会。地球に大接近した火星をひと目見ようと、天体望遠鏡を使って観察。
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公園内に残っている施設を再利用した活動スペース「あおぞらハウス」が平成15年にオープン。みんなでイスづくりのワークショップを実施。
※ワークショップ=住民と行政が話し合いや作業の場を持ちながら協働で何かを行うこと
ユニバーサルデザインの取り組み
誰もが使いやすい公園づくりを目指して、福祉、医療、教育分野の専門家らとともに、公園のユニバーサルデザインについて意見交換を行っています。また、ふれあい・交流の場を設けながら互いに理解を深めあう場も設けています。
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ユニバーサルデザインのあり方や誰もが分かりやすい情報案内施設の計画などについて意見交換。
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障がいのある人もない人も一緒にそば打ち体験。おいしいそばを食べながらふれあい・交流のひととき。
※ユニバーサルデザイン=障がいの有る無しにかかわらず、小さい子からお年寄りまで誰もが使いやすい施設や環境、ものづくりを行うこと。