オホーツク流氷公園セミナー(平成18年度)

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オホーツク流氷公園セミナー

オホーツク流氷公園セミナー(平成18年度)

平成18年度 オホーツク流氷公園セミナー

現在、広域公園「オホーツク流氷公園」は、平成23年一部開園予定で整備が進められております。この公園の開園後の企画、運営、管理などを充実させ、公園がより魅力的になるようにと、「公園でできるボランティアって何?」をテーマにして、2月25日(日)午後1時 30分、紋別市オホーツク交流センターにおいて「オホーツク流氷公園セミナー」が開催されました。

菅原千恵子さんの司会のもと、セミナーの実行委員長である柴門隆弘さんの挨拶、そして基調講演が始まりました。

基調講演

基調講演では、昨年11月に一部開園された名寄市にある道立公園サンピラーパークの住民組織「北のふるさと塾」塾長、池昇一さんが塾の紹介や設立時の話、活動内容などについて話しをしました。
講演の主な内容を簡単にまとめました。

1.ふるさと塾の課題は3つ

  • 広域の公園なのに、公園ができるまちが中心になってしまい、他市町村からの参加が少ない。
  • メンバーの拡大、活動が地域へ定着しない。
  • 指定管理者制度による、これからの塾への公園への関わり方。

2.活動成功のポイント

  • イベントの実施の評価は参加者数ではない。参加者へ想いを伝え、それを共有すること。
  • 無理をしない、欲張らないこと。
  • 活動を継続すること。

3.なぜ住民がボランティアで頑張るの?

  • 公園はつくることだけが目的ではなく、完成した後にどれだけのサービスを提供できるのかが大切。何度も足を運びたいと思う公園にするためには、利用者である住民自らが公園をサポートすべきである。

車座トーク

この後、池昇一さん、紋別青年会議所から田中夕貴さん、公園サポーター“あおぞら”会長の八島義浩さんがパネラーとなり、(株)キタバランドスケープ・プランニングの神長敬さんがコーディネーターを務めて、パネラーを囲んでの車座トークが行われました。
始めに田中さんから紋別青年会議所の紹介と今までの活動についての話しをいただき、次に八島さんからあおぞらの紹介と活動について話しをされました。
車座トークの内容を簡単にまとめました。

1.「公園でできるボランティアって何?」って何だと思いますか?

八島さん

色々な活動を陰で支える立場がボランティアではないでしょうか。活動を続けながら参加者に楽しんでもらえる企画を考えることが大切であり、単に依頼を受けて、公園施設を利用したり、ゴミ拾いや草むしりをすることはボランティアとは呼べないと思います。

田中さん

何?と、こちらも聞きたくなるくらいの質問ですね。答えについては今日この場で一緒に勉強させていただきたいと思います。また、地域の皆さんも「何?」って思う人が多いのではないでしょうか。現在進められている工事の様子を見て「何ができるのですか?」と聞かれることがあります。まずは公園への興味を引き、そして興味があれば参加してもらうといった流れを作ることが必要と考えます。住民活動は「人が力」だと思います。

池さん

管理者にお願いされて花壇の草取りや、公園のゴミ拾いをすることではなくて、運営などを側面から支援し、公園管理を応援することだと思います。ボランティアは精神的なものだと考えます。

2.皆さんは、それぞれ「なぜ」活動しているのですか?

田中さん

全国の青年会議所の共通理念である、明るい豊かな社会の実現を目指して活動しています。誰かに任せるのではなくて自分達が動き実践しようという発想をもとに活動しています。

八島さん

現在あおぞらでは、まだ目に見えない公園が完成した時に、紋別の財産として有効活用するためにはどうしたらよいかを模索しているところです。
私達が開催する様々な活動を通じて地元住民や近隣町村の皆さんに、この公園ではこんな楽しい事ができるのだと理解してもらいたいと考えています。

池さん

自分達の提言がもととなり公園計画が作られたことから、開園まで見守る、そしてその後も地域の皆さんに公園を楽しく使ってもらいたいという想いがあって活動しています。近隣住民も含めて、たくさんの人に公園に来てもらえる様に応援してきました。

3.活動を手作りで行う意義何ですか?

八島さん

活動資金があれば、イベント業者に依頼して行え、参加者もたくさん集まると思うが、それでは公園の有効活用が長続きしないと思います。私達が協力し合い一生懸命活動している姿を公園利用者の皆さんに見てもらうことで、公園への関心が高まり、イベントへの参加、口コミでの情報の広がりにつながり、息の長い活動ができると考えます。
現在は広域公園でありながら、建設される紋別に限られた取り組みとなっており、近隣町村とは公園に対する意識に温度差があります。遠紋9市町村が連携してイベントなどを開催できることが理想ですね。

田中さん

自分達の住む地域を自分達で良くしようとしています。これを外注することは、全国どの青年会議所でも行っておりません。
自分達は自分達で頑張らなくてはいけないという気持ちを大切にしています。公園でのボランティア活動も地域住民であり、公園利用者でもある私達が大切にしていくべきで、誰かにその役割を依頼しても心が込められた素敵な活動にはならないと思います。

池さん

素人だけでイベントを行うことは大変なことです。しかし、その大変さを乗り越えることで、人と人とのつながりができ、仲間意識も強まり、一体感が芽生えていきます。苦労して成功することの満足感が他には変えられない楽しみですね。
これまでの活動は大変なことがほとんどでしたが、後で考えると大きな楽しみでありました。

車座トークから読み取れるキーワード

  • ボランティアだからこそ伝えられる事がある
  • 想いを共有するためには住民手作りの活動が大事
  • 楽しい活動が公園にあれば、そこは良い公園と言える
  • まちに住む人の営みが美しければ、楽しい公園利用の姿が見える

司会の菅原千恵子さん

司会の菅原千恵子さん

実行委員長 柴門隆弘さんの挨拶

実行委員長 柴門隆弘さんの挨拶

池 昇一さんの基調講演

池 昇一さんの基調講演

パネラーの二人(田中夕貴さん、八島義浩さん)

パネラーの二人(田中夕貴さん、八島義浩さん)

コーディネーターの神長敬さん

コーディネーターの神長敬さん

参加者の様子

参加者の様子

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